県民の安心任せて 松山で消防大会
愛媛県消防技術大会が1日、松山市勝岡町の県消防学校であり、消防署員82人が日ごろの訓練で鍛えた技術を競った。上位入賞者21人が、29日に開催される消防救助技術四国地区指導会に出場する。
消防力向上を図ろうと県消防長会が初めて開催。県内の隊員が一堂に集まり交流することで、大規模災害時の連携強化にもつなげる狙いもある。
15メートルのはしごを登る「はしご登はん」、水平に渡された20メートルロープを往復する「ロープブリッジ渡過」、2人一組で機材を使わずロープを15メートル登る「ロープ応用登はん」の3種目。各署の隊員も駆けつけ声援を送った。四国指導会上位の隊員は8月24日に松山市で開かれる全国消防救助技術大会に出場する。